🔰 麻雀初心者ガイド

基礎知識と符計算の始め方を分かりやすく解説

麻雀とは?

麻雀は中国発祥の4人で行うテーブルゲームです。136枚の牌を使って、特定の組み合わせ(役)を作ることを目指します。日本では明治時代に伝来し、独自のルールが発達しました。

麻雀の基本的な流れ

  1. 配牌:各プレイヤーが13枚の牌を受け取る
  2. ツモ・打牌:牌を1枚引いて、不要な牌を1枚捨てる
  3. 和了(あがり):14枚で規定の形と役を完成させる
  4. 点数計算:役と符から得点を算出する

🀫 牌の種類と基礎知識

数牌(すうぱい)

萬子(まんず・マンズ)

一萬〜九萬の9種類。一萬、二萬、三萬...と表記します。

1m 2m 3m

筒子(ぴんず・ピンズ)

一筒〜九筒の9種類。一筒、二筒、三筒...と表記します。

1p 2p 3p

索子(そうず・ソーズ)

一索〜九索の9種類。一索、二索、三索...と表記します。

1s 2s 3s

字牌(じはい)

風牌(ふうぱい)

東・南・西・北の4種類。方角を表します。

東 南 西 北

三元牌(さんげんぱい)

白・發・中の3種類。役牌とも呼ばれます。

白 發 中

🎯 基本的な組み合わせ

面子(メンツ)

3枚または4枚で作る基本単位です。和了には4つの面子が必要です。

順子(シュンツ)

同じ種類の連続する3枚

例:1m2m3m5p6p7p

刻子(コーツ)

同じ牌3枚

例:5m5m5m東東東

槓子(カンツ)

同じ牌4枚

例:3p3p3p3p白白白白

雀頭(ジャントウ)

同じ牌2枚の組み合わせ。「アタマ」とも呼ばれ、和了には1つ必要です。

例:9s9s中中2p2p

🎴 基本的な役(やく)

麻雀で和了するには「役」が必要です。初心者が覚えるべき基本役を紹介します。

立直(リーチ)- 1翻

テンパイ時に「リーチ」と宣言し、1000点棒を場に出す。その後はツモった牌で和了するか、ツモ切りのみ。

門前清自摸和(ツモ)- 1翻

鳴かずに(門前で)自分でツモって和了。他家から振り込みでなく、自分で牌を引いて上がる。

役牌(ヤクハイ)- 1翻

三元牌(白・發・中)、場風牌、自風牌の刻子。役牌を3枚集めれば1翻確定。

平和(ピンフ)- 1翻

全て順子で、雀頭が役牌でなく、両面待ち。最も基本的な美しい形の役。

断么九(タンヤオ)- 1翻

2〜8の数牌のみで構成。1・9・字牌を使わない役。作りやすく実用的。

一盃口(イーペーコー)- 1翻

同じ順子を2組作る。例:223344mなど。門前でのみ成立する役。

🧮 符計算の基礎

符計算は麻雀の点数計算の基礎となる重要な概念です。初心者にとって最初の難関ですが、基本を理解すれば必ずマスターできます。

符計算とは?

符(ふ)とは、手牌の構成や和了方法によって決まる点数の基礎値です。最低でも20符があり、面子の種類や待ちの形によって符が加算されます。

基本符(20符)

どんな手でも最低20符は保証されています。これが符計算のスタート地点です。

符が付く要素

面子による符

  • 順子:0符(符は付かない)
  • 明刻(鳴いた刻子):2符または4符
  • 暗刻(鳴かない刻子):4符または8符
  • 槓子:刻子の2倍または4倍

雀頭による符

  • 役牌の雀頭:2符
  • 場風牌の雀頭:2符
  • 自風牌の雀頭:2符
  • その他の雀頭:0符

待ちによる符

  • 両面待ち:0符
  • 辺張待ち:2符
  • 嵌張待ち:2符
  • 単騎待ち:2符

和了方法による符

  • ツモ和了:2符
  • 門前ロン:10符
  • 鳴きロン:0符

📚 学習の進め方

麻雀と符計算を効率的に学習するための段階的なアプローチを紹介します。

1

基本ルールの理解

まずは牌の種類、基本的な組み合わせ、簡単な役を覚えましょう。実際に麻雀ゲームをプレイして慣れることが大切です。

2

面子の符計算

面子の符計算練習から始めて、刻子や槓子の符の付き方を理解しましょう。明暗の違いも重要です。

3

雀頭と待ちの符

雀頭の符計算待ちの符計算で、より細かい符の概念を学習します。

4

総合的な符計算

符計算まとめで、全ての要素を組み合わせた符計算に挑戦しましょう。

5

翻数と点数計算

翻数計算で役の覚え方を学び、点数算出で実際の得点計算をマスターします。

💡 初心者へのアドバイス

🎯 まずは役を覚える

符計算の前に、基本的な役をしっかり覚えましょう。役がなければ和了できません。立直、ツモ、役牌、平和、断么九から始めるのがおすすめです。

🔄 実践と理論の両立

麻雀ゲームで実際にプレイしながら、当サイトの練習問題で符計算を学習しましょう。理論だけでなく実践も重要です。

📖 段階的な学習

一度にすべてを覚えようとせず、一つずつ確実にマスターしていきましょう。焦らず継続することが上達の秘訣です。

🤝 仲間と学習

友人や麻雀仲間と一緒に学習すると、お互いに教え合いながら楽しく上達できます。オンライン麻雀も活用しましょう。